【完全版】紙のシワを伸ばす方法!アイロン・冷凍庫裏ワザとNg対策
急ぎで書類やお札のシワを解消したい場合に最も強力な手段が、家庭用アイロンを用いた熱プレスです。しかし、直接アイロンを紙に押し当てる行為は、焦げ付きやテカリ、インクの裏写りを引き起こす原因となります。プロの現場でも実践されている安全な手順を順を追って解説します。
準備するもの
作業に入る前に、以下の道具を揃えます。霧吹きの水の粒子が粗いとシミの原因になるため、可能な限り微細なミストが出るスプレーボトルを用意することが成功の鍵です。
- シワを伸ばしたい紙(コピー用紙、契約書、お札、賞状など)
- 家庭用アイロン(スチーム機能はOFFにする)
- 当て布(薄手の綿100%ハンカチ、またはクッキングシート・トレーシングペーパー)
- 微細ミスト対応の霧吹き(水道水または精製水)
- 平らで硬いアイロン台、または清潔なタオルを敷いた平机
失敗を防ぐ5ステップの実行手順
ステップ1:霧吹きで遠くから微量の水分を含ませる
紙から30cm〜40cm以上離した位置から、空気中に向けて霧吹きをプッシュし、落ちてくる細かな霧を紙の裏面にまんべんなく浴びせます。紙が湿って波打つほど濡らすのは完全なNGです。「触るとほんのり冷たく感じる程度」の湿り気にとどめてください。
ステップ2:平らな作業台に紙をセットする
熱でインクが机に移らないよう、下敷きとして清潔なコピー用紙やタオルを敷き、その上にシワの寄った紙を置きます。
ステップ3:必ず「当て布」またはクッキングシートを被せる
紙の表面を保護するため、綿のハンカチや耐熱クッキングシートを上に被せます。クッキングシートは熱伝導率が高く、紙の様子を目視で確認しやすいため特におすすめです。
ステップ4:アイロンを「低温(80〜120℃)」に設定してプレスする
温度設定は必ず「低温(または弱)」からスタートします。スチーム機能は使わず、ドライモードで優しく中央から外側へ向けて滑らせます。一箇所に長時間押し当て続けると紙が変色するため、常にアイロンを動かし続けるのがポイントです。
ステップ5:熱が冷めるまで平らな場所で重しを乗せて放置する
アイロン直後の紙は熱と微量の湿気を含んでおり、そのまま放置すると冷める過程で再びわずかに反り返ってしまいます。アイロンをかけ終えたらすぐに厚手の雑誌や辞書などを乗せ、常温に冷えるまで5〜10分間放置することで、完璧なフラット状態を記憶させます。