指の第一関節が痛む原因とは?ヘバーデン結節とリウマチの違い・治し方

指の第一関節が痛む原因とは?ヘバーデン結節とリウマチの違い・治し方に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

日常のふとした動作で指の第一関節が押すと痛い、あるいは熱感を伴ってジンジンと痛む場合、最も疑われるのが「ヘバーデン結節(変形性指関節症)」です。医学的には、指の先端にある第一関節(DIP関節)の軟骨がすり減り、関節の隙間が狭くなることで骨同士がぶつかり合い、炎症を引き起こす疾患を指します。

日本整形外科学会の診療ガイドラインおよび臨床データによると、ヘバーデン結節は40歳以上の女性の実に70%以上に何らかの初期変化が見られると報告されています。初期症状は「なんとなく指先が動かしにくい」「朝起きた時に指が突っ張る」といった軽微な違和感から始まりますが、進行すると関節の背側(爪側)の左右にコブのような硬い突起(骨棘)が形成されます。

また、関節包の隙間から滑液が漏れ出し、第一関節にしこりや水ぶくれ(医学名:ミューカスシスト/粘液嚢腫)が出現することもあります。この水ぶくれを「針で刺して潰す」といった行為は、関節内への細菌感染を引き起こして化膿性関節炎を招く危険性が極めて高いため、絶対に避けなければなりません。

「痛いけれど我慢できるから」と放置すると、数年かけて軟骨の摩耗と骨の破壊が進み、指先が「くの字」に曲がったまま固まってしまう不可逆的な変形につながります。変形が完了すると炎症のピークが過ぎて痛みが引くこともありますが、指の巧緻性(細かい作業を行う力)が著しく低下するため、早期の適切な対処が欠かせません。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。