Tko木本武宏、巨額投資トラブルの真相と返済の今、再起への覚悟
騒動の根底にあったのは、悪意ではなく「過信」と「無知」の連鎖だった。木本武宏はもともと芸能界でも屈指の交友関係の広さで知られ、後輩や知人から持ち込まれる話に親身に乗る兄貴肌の性格だった。だが、そこに持ち込まれた実態の怪しいファンドや暗号資産の運用話が、歯車を狂わせる。
自身が投じただけでなく、親しい芸人仲間や番組関係者にも「信頼できる人物がいる」と声をかけてしまったことが、被害規模を7億円超とも言われる天文学的数字へと膨らませた。騙す意図がなかったとはいえ、仲介者としての責任はあまりにも重い。結果として、長年築き上げた人脈は一瞬で崩壊し、木本は松竹芸能を去らざるを得なくなった。
「お金を失ったこと以上に、信じてくれた人たちを裏切ってしまった自責の念で、当時は息をするのも苦しかったはずです」と、当時を知る舞台関係者は振り返る。弁護士を介した債権者との話し合いは紛糾を極め、木本は私財を投げ打って返済に充てる日々へと突入していった。