国際派女優・南果歩の現在地。波乱の半生を経て到達した新境地とは
2016年、南果歩をさらなる試練が襲う。定期検診で発覚した乳がんの公表だ。手術とそれに伴う治療、さらには精神的な落ち込みにより、心身ともに極限まで追い詰められた時期が存在した。
だが、病との苛烈な戦いは、彼女の価値観を根本から変えた。「残された命をいかに生きるか」という自問自答の果てに見出したのは、演じることへの純粋な情熱と、同じ苦しみを持つ人々への温かな共感だった。現在、がんサバイバーとしての経験をオープンに語り、社会的な啓発活動にも精力的に関わる姿は、多くの人々に勇気と希望を与え続けている。