『地面師たち』山本耕史の狂気と裏話!現場を震撼させた怪演の真実
山本といえばストイックな役作りで知られるが、本作でもその真価は遺憾なく発揮された。スーツの上からでも伝わる引き締まったシルエット、立ち振る舞いひとつに滲み出るエリートの威圧感。これらは日々の厳しいトレーニングと徹底した自己管理の賜物だ。
しかし、本人が最もこだわったのは肉体以上に「心の揺らぎ」の表現だったという。完璧に見える男が破滅へと向かって崩壊していくプロセスの泥臭さ。アドリブを交えながら人間味溢れる愚かさを演じ切った山本の執着心こそが、視聴者を惹きつけて離さない最大の要因となっている。