カンパチとブリの違いとは?味・食感・見分け方をプロが徹底解説
水産業界では、ブリ、カンパチ、そしてヒラマサの3種を総称して「ブリ御三家」と呼びます。この3種は形態が非常に似通っていますが、生息環境と生態的ポジションが異なります。ヒラマサは御三家の中で最も遊泳力が高く、体側に走る黄色の縦帯が非常に鮮やかで、頭部がシャープな顔つきをしています。
市場評価において、ブリは出世魚(関東ではワカシ→イナダ→ワラサ→ブリ、関西ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリ)として庶民の食生活に広く定着してきました。一方、カンパチとヒラマサは漁獲量がブリに比べて少なく、古くから高級魚としての地位を確立しています。特にカンパチは鹿児島県を中心に養殖技術が高度に発達し、料亭や高級寿司店で重宝される定番魚種となっています。