ブルーレット効果倍増の裏技と節水トイレに潜む意外な落とし穴
近年、住宅設備として主流となったTOTOやLIXILの高機能・節水型便器を使用している家庭では、使用時に特別な注意が必要となる。旧来のトイレが1回の洗浄で10リットル以上の水を使っていたのに対し、現代の節水型はわずか4〜5リットル足らずで流し切る。この水量の激減が、薬剤の溶解濃度や行き渡り方に狂いを生じさせるのだ。
さらに、メーカー独自の防汚表面処理(セフィオンテクトやアクアセラミックなど)が施されている場合、特定の油分を含む洗浄剤と干渉して親水性を損なう懸念もゼロではない。また、タンクレス便器や手洗い場のないタンクレストイレでは、そもそもタンク上設置型の製品が使えない。設備の取扱説明書を確認せず安易に導入すると、機械内部への成分混入など思わぬ不具合を招く要因になる。