Os-1が美味しく感じるのは危険?脱水症状のサインと味覚変化の真相

Os-1が美味しく感じるのは危険?脱水症状のサインと味覚変化の真相の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

OS-1を飲んだときの味覚のブレは、気のせいでも個人の好みのブレでもなく、生体が持つ恒常性(ホメオスタシス)と味覚閾値(いきち)の変化によって引き起こされます。

健康な状態の体内では、血液や体液のナトリウム濃度が一定に保たれています。このときOS-1を口に含むと、一般的なスポーツドリンクの約2〜3倍に及ぶ高濃度の塩分(ナトリウム)とカリウムを舌の味蕾(みらい)がダイレクトに感知するため、「しょっぱい」「エグみがある」「まずい」という拒絶反応に近い感覚が生じます。

しかし、大量の発汗や下痢・嘔吐、あるいは水分摂取不足によって脱水状態に陥ると、細胞外液から水分とともに電解質が失われます。唾液中のナトリウム濃度も低下し、舌の受容体は塩分に対する感度を鈍らせる一方で、失われたミネラルを補給しようと「快の刺激」として受け入れるようになります。その結果、普段は塩味に隠れていたわずかなブドウ糖の甘みが際立ち、「驚くほど甘くて飲みやすい」という味覚の逆転現象が起こるのです。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。