激変する夜のカルチャー!知られざるVipの実態と新世代の熱狂
巨大な商業的成功を収めるメインストリームのすぐ隣で、ストイックなアンダーグラウンドサウンドもかつてない活況を呈している。テクノやハウスミュージックの深遠なグルーヴを求め、音響に特化した小箱やリスニングバーへ足を運ぶ熱心な音楽ファンが急増中だ。
映画『ベルリン・コーリング』が描き出したような、電子音楽に没入し自己を解放するクラブカルチャーの原体験は、世代を超えて受け継がれている。世界的なダンスミュージック情報メディア『Resident Advisor』で高評価を受けるような先鋭的なアーティストたちが来日する夜には、流行に左右されない本物の音楽好きがフロアを埋め尽くす。派手な演出を削ぎ落とし、純粋に音とリズムだけで意識をトリップさせるミニマリズムへの回帰が、いま静かに、そして力強く広がっている。