ダウンジャケットとは?中綿との違いや寿命・失敗しない選び方【2026】
詳細を見る
高品質なダウンジャケットは一生モノと呼ばれることもありますが、構造や素材によって寿命年数は大きく異なります。
糸で縫製された伝統的なステッチタイプのダウンジャケットは、表地の破れや羽毛の極端な流出がない限り、10年〜15年以上愛用することも珍しくありません。羽毛自体は適切なメンテナンスを行えば半永久的な復元力を持っています。
しかし、近年のトレンドであるシームレスダウンの劣化と耐久性には注意が必要です。シームレスダウンは、針穴から風や羽毛が出るのを防ぐために糸を使わず「ポリウレタン樹脂」の圧着テープで接着しています。すっきりとしたミニマルな見た目と高い防風性を誇る反面、ポリウレタンは空気中の水分と反応して徐々に劣化する「加水分解」を起こします。
そのため、着用頻度や保管状態に関わらず、製造から約3〜5年で接着面が剥がれる寿命を迎えます。ワンシーズンから数年のトレンドアイテムとして割り切るならシームレスは非常に優秀ですが、10年単位で長く着続けたい場合は、昔ながらのステッチ縫製を採用したモデルを選ぶのが賢明です。