遺影に向かって呟いた「お前が生きていれば」――中川昭一の急逝から17年、麻生太郎が2026年の今も背負い続ける“盟友の遺言”

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政界のキングメーカーとして今なお隠然たる影響力を誇る麻生太郎も、すでに80代半ばの領域に入っている。派閥のあり方が激変し、旧来の権力構造が崩壊した2026年の自民党にあって、麻生の存在感は異様ですらある。

若手議員が麻生の事務所を訪れると、ふとした拍子に中川の名前が出ることがあるという。「昭一なら、この予算案をどう切って捨てただろうな」「昭一が生きていたら、今の霞が関の腑抜けどもを一喝してくれたはずだ」。

麻生にとって、中川は単なる思い出の友ではない。自分の政治判断が保身に流れていないか、国家の未来を見据えているかを問いかける「良心の鏡」なのだ。誰も自分を叱ってくれない年齢と立場になった麻生が、今も対話を続けている相手。それこそが、あの若くして逝った盟友なのだ。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

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