【2026年最新ルポ】「ダサい」から「争奪戦」へ。ご当地ナンバーが巻き起こす街のPr合戦と、愛車をめぐる住民たちの本音
だが、すべての導入事例が順風満帆だったわけではない。むしろ、導入決定に至るプロセスでは、住民を二分するような激しい泥沼の攻防が繰り広げられた地域も少なくないのだ。
「高級外車に萌えキャラのイラストは合わない」「地元の名前が漢字でダサい」といった厳しい声が自治体に殺到し、デザイン撤回や見直しに追い込まれたケースもある。自治体側は「地域のPR」を最優先に考えがちだが、ドライバーにとっては「自分の愛車に装着して毎日乗るもの」だ。この意識のギャップをどう埋めるかが、成否を分ける最大の境界線となっている。