正断層と逆断層の見分け方を徹底図解!テストで迷わないプロ直伝の裏ワザ

正断層と逆断層の見分け方を徹底図解!テストで迷わないプロ直伝の裏ワザの概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

断層のメカニズムを単なるテスト対策の枠を超えて深く理解するためには、日本列島を取り巻くプレート運動と断層形成の応力と地殻変動のつながりを知ることが欠かせません。

日本列島は、東から太平洋プレート、南からフィリピン海プレートが押し寄せる世界有数のプレート沈み込み帯に位置しています。国土地理院のGNSS(地球回帰衛星測位システム)連続観測データによると、日本列島は東西方向から年間数センチメートル単位の強烈な力で圧縮され続けています。この広域応力場(テクトニック・ストレス)の影響により、国内に存在する活断層と地震発生の経緯を辿ると、圧倒的多数が「逆断層」または「横ずれ断層」として活動している事実が浮き彫りになります。

地下深部の岩盤に長年蓄積された圧縮エネルギー(歪み)が限界に達し、岩盤が急激に破壊されて跳ね上がる現象こそが、内陸直下型地震の本質です。一方、別府―島原地溝帯(九州中部)など一部の局所的な張力場(引き裂かれる力が働く地域)を除いて、日本国内で正断層が主体となる地域は極めて限定的です。理科の教科書に正断層と逆断層が対等に登場するため「日本にも半々で存在する」と錯覚しがちですが、地質学の現実データとしては、強烈な圧縮応力に晒されているのが日本列島の真実です。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。