激痛と腫れの正体は?炎症性粉瘤の症例画像と皮膚科の最新治療法
夜間や休日に激痛で眠れないときの痛い場合の応急処置としては、保冷剤を清潔なタオルで包み、患部を「冷やす」ことが最も有効です。冷やすことで局所の血流が一時的に抑えられ、ズキズキとした拍動性の痛みを和らげることができます。市販のロキソプロフェンやイブプロフェンなどの鎮痛消炎薬の服用も一定の効果があります。絶対にお風呂で温めたり、患部を揉んだりしてはいけません。
また、病院で処方された内服の抗生剤が効かないと感じる患者が少なくありません。これは、粉瘤の袋の内部には血管が通っていないため、飲み薬の抗生剤が血流に乗って膿の中に届きにくいという解剖学的な理由があるからです。さらに、炎症性粉瘤の初期は細菌感染ではなく「袋が破れたことによる異物反応(無菌性炎症)」であることも多く、抗生剤単独では劇的な改善が得られないケースが多々あります。