派遣元とはどっち?派遣先との決定的な違いと雇用主の責任を徹底解説
Q1:派遣元と派遣先のどちらにトラブルの相談をすべきですか?
A1:原則としてすべて派遣元へ相談してください。現場の人間関係やハラスメント、業務内容の相違など、就業先に関わる問題であっても、直接派遣先に抗議すると立場が悪化するリスクがあります。派遣元責任者や専任コーディネーターを通じ、法的な契約違反として会社間交渉を行わせるのが正解です。
Q2:派遣会社(派遣元)を途中で変更することは可能ですか?
A2:現在の契約期間を満了するタイミングであれば、別の派遣会社へ移籍することは可能です。ただし、契約期間の途中で一方的に解約して乗り換えることは契約不履行となる恐れがあります。また、同じ派遣先で働き続けながら派遣元会社だけを変更することは、事前の取り決めがない限り困難なケースが多いため、契約更新の30日前までに双方へ意志を伝える必要があります。
Q3:派遣元責任者とは具体的にどんな役割の人ですか?現場に常駐していますか?
A3:派遣元責任者は派遣元の営業所ごとに置かれる管理責任者であり、派遣法に基づき選任されています。通常は派遣元の社内に在席しており、派遣先の現場に常駐しているわけではありません。派遣労働者の適正な雇用管理、教育訓練の統括、派遣先との苦情処理の連絡調整を一手に引き受けています。
Q4:派遣先が変わった場合、派遣元で付与された有給休暇は消滅しますか?
A4:消滅しません。有給休暇は派遣元との雇用関係に基づいて付与されています。派遣先Aから派遣先Bへ就業先企業が変わっても、同じ派遣元と雇用契約が継続している(または契約終了から次の契約までのブランクが一定期間内である)限り、有給休暇の日数はそのまま引き継がれます。