体脂肪率で顔つきはどう変わる?痩せすぎて老ける境界線と男女の差
数字上のデータだけでなく、実際に減量を成し遂げた一般生活者やダイエッターの現場証言にも耳を傾ける必要があります。体重88kgから2年がかりのボディメイクで20kg以上の減量を敢行し、体脂肪率一桁台を達成したことで知られるブロガーの藤本航平氏は、自身の手記で次のように振り返っています。
「体重が80kg台を超えていた時期は、顎と首の境界線が完全に消滅し、実年齢より明らかに老けて見えていた。だが、体脂肪率を絞り込んで一桁近くまで落とした瞬間、今度は頬が深くこけて周囲から『どこか悪い病気でも患ったのか』と真顔で心配される事態になった」
このように、太り過ぎによる老け見えから脱出した先で、今度は「痩せすぎによる病的な老け見え」という別の落とし穴にはまる事例は極めて多いのが現実です。SNSや大手Q&Aサイト(Yahoo!知恵袋など)に寄せられるリアルなコミュニティの声を見ても、体脂肪率と顔つきに関するネットの反応は切実な葛藤で溢れています。
「30代半ばで体脂肪率を18%から13%まで落としたら、フェイスラインは出たけれど目の下のクマとほうれい線がくっきり目立つようになって後悔した」(30代男性・会社員)
「マイナス3%体脂肪率が落ちた段階で、友人から『顔が小さくなったね』と褒められた。でも調子に乗って15%を切るまで追い込んだら、肌がパサついてファンデーションが浮くようになった」(20代女性・アパレル)
現場の生の声が浮き彫りにしているのは、顔痩せを目指す体脂肪率の目安を1%でも見誤ると、垢抜けが暗転して老化印象へとすり替わってしまう危うさです。最初の好ましい変化を実感するサインは、大半のケースで「現在の体脂肪率からマイナス3%」付近に集中しています。