世界が息をのむレゴ認定プロビルダー三井淳平の圧倒的制作裏話
彼の制作スタイルを唯一無二たらしめているのが、東京大学工学部で磨き上げられた極めて論理的なアプローチだ。数万個、時には数十万個のパーツを使用する巨大建造物や複雑なオブジェは、自重による崩壊の危険と隣り合わせである。彼は頭の中だけで緻密な内部構造を組み上げるだけでなく、物理的な強度計算を綿密に行いながら設計を進める。
強固な骨組みの上に、滑らかな外観の皮膚を被せる。まさに建築家が超高層ビルを設計するかのような工学的プロセスを経て作品が生み出されるのだ。感覚だけに頼らないこの理系的アプローチこそが、震動にも耐えうる圧倒的な堅牢性と、ミリ単位の美しさを両立させている最大の秘密にほかならない。