【2026年最新】琵琶湖を包む壮大な大輪——3市同時打ち上げ花火に挑む主催者の「覚悟」と仕掛けられた未来図
これまで各市が個別に開催してきた花火イベントや観光施策を一本化し、同時刻に花火を打ち上げるという構想は、数年前から水面下で温められていた。大津・草津・守山の3市は隣接しながらも、それぞれの観光インフラや防犯態勢、予算規模には大きな隔たりがあったためだ。
「ひとつの自治体だけでは、増大する警備費用と人手不足を支えきれなくなっていた」と、実行委員会の関係者は明かす。それぞれの市が持つ強みを持ち寄り、合同で大型スポンサーを募ることで、これまで実現できなかった大規模な演出が可能になった。複数の自治体が主導権を争うことなく、対等な立場で実行委員会を組織した点こそが、今回の企画が着弾にこぎ着けた最大の勝因と言える。