大相撲の力士褒賞金ランキング2026!歴代最高額と給与の真相
相撲ファンであっても意外と正確に把握されていないのが、力士褒賞金の計算ロジックです。毎場所支給される金額は、日本相撲協会が定める「持ち給金(褒賞金の基準単価)」に現在の支給倍率である4,000倍を乗じることで算出されます。
持ち給金の加算ルールには、極めて厳格かつ明確な査定基準が敷かれています。
【持ち給金の主な加算規定と最低保証額】
- 前相撲通過・初土俵(序ノ口昇進):最低基準額として3円が付与される。
- 勝ち越し:勝ち越し1点につき50銭(0.5円)が加算される(幕下以下・関取共通)。例えば8勝7敗なら+50銭、10勝5敗なら+2円50銭。
- 金星獲得(平幕が横綱に勝利):1個につき10円が即座に加算される。
- 幕内最高優勝:1回につき30円が加算される(全勝優勝の場合は50円に増額)。
- 十両昇進(関取昇進):持ち給金が40円未満の場合、最低保証として40円に底上げされる。
- 幕内昇進:持ち給金が60円未満の場合、最低保証として60円に底上げされる。
- 大関昇進:持ち給金が100円未満の場合、最低保証として100円に底上げされる。
- 横綱昇進:持ち給金が150円未満の場合、最低保証として150円に底上げされる。
この制度最大の特徴は、成績不振で負け越したり番付が降格したりしても、「一度獲得した持ち給金は絶対に減額されない」という累積システムにあります。たとえ大関から平幕や十両へ陥落したとしても、大関時代に積み上げた持ち給金はそのまま維持され、引退場所まで毎場所4,000倍で満額支給され続けます。