年賀状ペンおすすめ決定版!滲まない宛名書きと美文字マナー2026
年賀状を書く際、手元にある黒のボールペンで手軽に済ませてしまいたくなりますが、相手との関係性には十分な配慮が必要です。古くからの礼儀作法において、ボールペンは「事務作業用の簡易筆記具」と位置づけられています。そのため、恩師や上司、取引先といった目上の方への宛名書きや添え書きにボールペンを使うと、「手を抜いている」「事務的に処理された」と受け取られかねません。
親しい友人や同僚宛てであればボールペンを用いても問題視されないケースが増えていますが、改まった挨拶状としては「毛筆」「筆ペン」「万年筆」を用いるのが最も格式高い正式なマナーです。
また、インク選びでも注意すべき落とし穴があります。筆ペンのインクには「漆黒」と「薄墨(うすずみ)」の2種類が存在しますが、薄墨は弔事専用です。「涙で墨が薄まった」という意味を持つため、新年の慶びを伝える年賀状に使うのは重大なマナー違反となります。購入時は必ずパッケージ表記を確認し、濃く鮮やかな黒インクを選んでください。
添え書きや一言メッセージのペンの色については、黒または濃紺(ブルーブラック)を基調とするのが基本です。おめでたい場であっても、赤インクで文字を書くことは「絶交」や「赤字」を連想させるためタブーとされています。親しい間柄で新春らしい華やかさを出したい場合は、金や深緑などのアクセントカラーをイラストやワンポイントに限定して取り入れるのがスマートです。