なぜ彼らは感染しないのか?「インフルうつらない人」の謎に迫る最新科学と2026年の新常識
喉や鼻の粘膜は、ウイルスに対する最前線の防壁だ。ここに分泌される「分泌型IgA抗体」の量が、感染の有無を大きく左右する。うつらない人々は、この粘膜免疫が異常に活性化していることが多い。
乾燥する冬場でも粘膜が常に潤い、IgA抗体が活発に働いている人は、ウイルスが細胞に付着する前に中和して体外へ排出してしまう。日頃の水分補給や、唾液の分泌量を増やす生活習慣が、知らず知らずのうちにこの防壁を強化しているのだ。