スラムダンク主題歌解剖!Baadから10-Feetまで伝説の神曲
2026年の公開以降、世界的な大ヒットを記録した映画『THE FIRST SLAM DUNK』。その熱量を決定づけたのが、10-FEETが書き下ろした主題歌「第ゼロ感」だ。従来のバスケットボールアニメの常識を覆す変則的なリズムと、地配うような重低音。劇中の試合シーン、ボールがリングを揺らす瞬間やコート上の息遣いとシンクロする楽曲は、観客の身体を直接揺さぶった。
井上雄彦監督は、楽曲制作において細部に至るまで妥協を許さなかった。ベースの音色ひとつ、ドラムのタムの響きひとつにまでこだわり抜き、映像のコマ単位で音の配置を調整したという。この凄まじい執念が生み出した「第ゼロ感」は、映画のスクリーンという空間を単なる映像鑑賞の場から、臨場感あふれるアリーナへと変貌させたのだ。