メダカの白点病で全滅?初期症状の見分け方と失敗しない治し方まとめ
白点病を安全かつ迅速に完治させる最大の鍵は、「発症初期」に治療を開始することに尽きます。メダカの体表に無数の白点が現れた段階ではすでに重症化しており、治療の難易度が一気に跳ね上がります。
メダカが見せる最初の危険サインは、魚体表面の変化よりも「行動の異変」に現れます。寄生虫が皮膚に潜り込む際の強い痒みや違和感から、以下のような仕草を見せ始めます。
- 水槽のガラス面、底砂、流木や水草などに体を激しく擦りつけるように泳ぐ
- ヒレ(特に背ビレや尾ビレ)をピンと広げず、閉じたまま力なく水面付近や底の方でじっとしている
- エサへの反応が鈍くなり、群れから離れて単独で漂うようになる
- ヒレの先端やエラ付近に、直径0.5〜1mmほどの明瞭な白い斑点が1〜2個現れる
ここで注意しなければならないのが、非常によく似た症状を示す「コショウ病(ウーディニウム症)」との判別です。白点病の原因である白点虫がハッキリとした円形の白い粒に見えるのに対し、コショウ病は黄褐色からクリーム色の非常に細かい粉末(ベルベット状)が全身に付着したように見えます。コショウ病は進行速度が白点病以上に早く、使用する薬剤の選択肢も異なるため、光を当てて斑点の色と細かさを慎重に観察してください。