ニューヨークM-1全記録!松本人志への反論騒動から現在の躍進まで
高い実力を持ちながらも優勝の栄冠に手が届かなかった理由について、当時のネットの反応や審査員の評価傾向からいくつかの要因が浮き彫りになっています。
まず挙げられるのが、「出番順の妙と大会全体の空気感」です。2019年は基準点となるトップバッターを引いたことで審査員が点数を抑えめに付けざるを得なかった側面がありました。また、2026年大会はマヂカルラブリーやおいでやすこが、見取り図といった爆発的な熱量を持つコンビが上位を占めており、ニューヨークの緻密で皮肉めいた漫才は「会場を一瞬で熱狂させる爆発力」という点で僅差の判定に泣く結果となりました。
また、彼らの持ち味である「人間の嫌な部分を笑いに変える悪意とシニカルさ」は、コアなお笑いファンから絶大な支持を集める一方で、ファミリー層や幅広い審査員の好みが分かれやすいという構造的なハードルもありました。しかし、この大会での敗退と爪痕の残し方が結果として「ニューヨークは平場(トーク)が圧倒的に強い」という業界内の評判を呼び込むことになります。