トマト苗の間引きはどっちを残す?失敗しないタイミングと収穫倍増術

トマト苗の間引きはどっちを残す?失敗しないタイミングと収穫倍増術に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

トマトの種まきから育苗において、間引きは一度きりの作業ではありません。苗の成長ステージに合わせて段階的に選抜を行うことが、強健な苗(健全苗)を仕立てる必須条件です。発芽から定植用ポットへの移行までの標準的なタイムラインは以下のステップで進みます。

タキイ種苗やサカタのタネなどの技術資料によると、トマトの発芽適温は25℃〜28℃、発芽後の生育適温は昼間20℃〜25℃、夜間13℃〜15℃です。この温度帯を維持しながら、葉同士が触れ合って影を作り始める瞬間を見逃さずに間引きを行います。

【第1回間引き:発芽揃い〜双葉完全展開時】
種まきからおよそ5〜7日後、発芽が揃って双葉(子葉)が綺麗に開いたタイミングで行います。1カ所に3〜4粒ずつ種をまいた場合、発芽が極端に遅れたものや、子葉が黄色く変形しているもの、種皮を脱ぎ捨てられずに縮れているものを間引き、1カ所あたり2本に絞り込みます。

【第2回間引き:本葉1〜2枚展開時】
双葉の間からギザギザとしたトマト特有の本葉が1〜2枚顔を出し、隣の苗と葉先が重なり合う時期(種まきから約14〜18日前後)に実施します。2本のうち、茎が太く立ち上がり、葉色の濃い優良な方を1本残し、最終的に1本立ちにします。

【ポット上げの適期:本葉3〜4枚展開時】
1本立ちにした苗が生長し、本葉が3〜4枚展開した頃が、セルトレイや小型ポットから3号〜3.5号(直径9〜10.5cm)の育苗ポットへ植え替える「ポット上げ」の適期です。根がトレイ内で適度に回り、根鉢が崩れない状態で行うことで、植え傷みを最小限に抑えられます。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。