迫力のエサやりと絶景を体感!昭和新山熊牧場で出会う野生の真実
「おねだり」のポーズをとる愛らしい姿と、クッキーをキャッチする俊敏な反射神経。昭和新山熊牧場の名物であるエサやり体験は、訪れる者を一瞬で虜にする。リンゴや専用のクッキーを手にした瞬間、視線が一斉にこちらへと集中するのだ。立ち上がり、両手を器用に振ってアピールする熊もいれば、じっと静かにアイコンタクトを送ってくる熊もいる。個体ごとの性格の違いが実に明快で面白い。
さらに奥へと進むと現れる「人の檻」では、視界が劇的に一変する。人間が頑丈なケージの中に入り、目と鼻の先でエゾヒグマと対峙するこの空間では、巨大な爪や鋭い犬歯、湿った吐息までがダイレクトに迫る。ガラス一枚隔てた距離とは根本的に異なる緊張感だ。
混雑を避けてこの迫力を存分に味わうなら、午前9時台の開園直後、あるいはツアー客が落ち着く15時以降を狙うのが鉄則だ。特に午前中は熊たちの動きが活発で、コミュニケーションの密度が跳ね上がる。ウェブ予約限定の割引特典やエサ付きチケットを事前に手に入れておけば、窓口でのタイムロスを省き、静かな園内をスムーズに巡ることができる。