クロテッドクリームとは?生クリームやバターとの違いと本場の味を徹底解説
クロテッドクリームの魅力を100%引き出すなら、温めたスコーンと果実味豊かなストロベリージャムを合わせるのが王道です。しかし、英国では数十年にわたり熱狂的な論争が続いています。
それが「デヴォン式(Devon method)」と「コーンウォール式(Cornish method)」の順序争いです。
- デヴォン式:スコーンを横半分に割り、まず「クロテッドクリーム」をたっぷり塗り、その上に「ジャム」を乗せる方式。クリームをバターのように土台として捉える。
- コーンウォール式:スコーンにまず「ジャム」を塗り、その上に「クロテッドクリーム」をこんもりと乗せる方式。故エリザベス女王が好んだ流儀としても知られる。
日本国内のティーサロンでも意見が分かれますが、英国王立化学会や現地シェフの証言によると「味覚の伝わり方」が異なります。ジャムを先に乗せると最初にベリーの酸味が舌に触れ、後から濃厚なミルク感が包み込みます。逆にクリームを先に乗せると、濃厚な乳脂肪のコクをベースに華やかな果実味が引き立ちます。ぜひ両方を試して自分好みのマリアージュを見つけてみてください。