石井明美『Cha-Cha-Cha』誕生秘話と現在|原曲の真実と60歳の今

石井明美『Cha-Cha-Cha』誕生秘話と現在|原曲の真実と60歳の今の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

1986年8月14日にリリースされたシングル『CHA-CHA-CHA』は、TBS系金曜ドラマ『男女7人夏物語』のオープニングを華々しく飾りました。明石家さんまさんと大竹しのぶさんが主演を務め、最高視聴率31.7%(ビデオリサーチ関東地区調べ)を記録した同ドラマは、トレンディドラマの先駆けとして当時の若者文化を大きく塗り替えた作品です。

ドラマのプロデューサーを務めた八木康夫氏をはじめとする制作陣は、従来の歌謡曲スタイルとは一線を画す、都会的でスピーディな洋楽サウンドを劇中歌として求めていました。そこで白羽の矢が立ったのが、当時ヨーロッパのディスコシーンで爆発的な人気を博していたユーロビート/イタロ・ディスコのナンバーでした。無名の新人であった石井明美の経歴において、この抜擢はまさに青天の霹靂とも言える大抜擢劇となります。

六本木や銀座のクラブで歌いながら実力を磨いていた彼女のデモテープを聴いた音楽関係者が、その日本人離れしたハスキーボイスとリズム感に惚れ込み、急遽デビュー曲としてのレコーディングが決定。ドラマのオンエア開始とともにレコード店には問い合わせが殺到し、累計売上80万枚を超えるメガヒットへと成長していきました。この大躍進により、彼女は同年の第28回日本レコード大賞で新人賞を受賞し、一躍トップシンガーの仲間入りを果たしたのです。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

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