救急車を呼ぶ基準が2026年最新指針で激変!ためらう前に知るべき症状と不適正利用を防ぐ最終チェックリスト
救急車を呼ぶかどうかの判断で最も重要なのは、「症状の組み合わせ」と「経過のスピード」だ。厚生労働省の「救急車利用マニュアル」および日本救急医学会のトリアージ基準を統合し、編集部で実用的なチェックリストに再構成した。
【即時通報レベル】命に関わる危険なサイン
以下のいずれかに該当する場合は、迷わず119番通報が必要だ。
- 意識がない・呼びかけに反応しない(救急車を呼ぶ目安として最優先)
- 呼吸が苦しい・息が速い・唇が紫色(酸素飽和度の低下が疑われる)
- 胸の締め付け感・激しい胸痛が15分以上続く(心筋梗塞や大動脈解離の可能性)
- 突然の激しい頭痛・ろれつが回らない・片側の手足が動かない(脳卒中・くも膜下出血の可能性)
- 吐血・下血・大量出血が止まらない
- 高熱に加えて意識が朦朧としている、けいれんが5分以上続く
日本救急医学会の調査では、心筋梗塞の救命率は発症から「2時間以内」に治療を開始できるかどうかで大きく分かれる。胸痛を感じながら「様子を見よう」と横になることは、最も危険な選択だ。
【緊急度は高くないが受診が必要なケース】
一方、以下のような症状は緊急性が比較的低い。しかし、だからといって放置してよいわけではない。#7119の救急相談センターや、かかりつけ医への相談が推奨される。
- 微熱(38度未満)が3日以上続くが、水分は取れて会話もできる
- 軽い腹痛や下痢で、嘔吐がなく歩ける
- 打撲による腫れで、明らかな変形や感覚異常がない