ソフトバンクお父さん犬の現在と歴代の真相|初代カイくんと誕生秘話

ソフトバンクお父さん犬の現在と歴代の真相|初代カイくんと誕生秘話の主要なニュースをコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

白戸家シリーズが立ち上がった2007年当時、携帯電話業界は番号ポータビリティ(MNP)制度の導入や新料金プラン「ホワイトプラン」の発表など、激しいシェア争いの渦中にありました。その中でソフトバンクが打ち出したのが、「予想外」というキーワードです。

当時、CM制作を主導したトップクリエイター・佐々木宏氏をはじめとするクリエイティブチームは、競合他社がタレントの華やかさを前面に出す中、「日本の広告の既成概念を根本から破壊する企画」を模索していました。その発端となったのが、先行して展開されていた「予想GUY」のキャラクターです。

「普通の家族のなかに、あり得ない設定を持ち込む」という議論の中で、母親役に樋口可南子、娘役に上戸彩、長男(兄)役にアフリカ系アメリカ人のダンテ・カーヴァーをキャスティング。そして極めつけとして、「家長であるお父さんを白い犬にする」という前代未聞のアイデアが採用されました。

「家族全員が、父親が犬であることに一切疑問を抱かず、ごく自然に昭和の頑固親父として敬っている」というシュールな構図こそが、視聴者の視線を釘付けにする最大のフックとなりました。会議当初は「犬を父親にするのはリスクが高すぎる」という慎重論もありましたが、孫正義社長(当時)が一目でこの企画の革新性を見抜き、即決でゴーサインを出したという逸話は広告業界で語り継がれています。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。