岡田准一の柔術実力はプロ級か?現在の帯と世界大会の真相に迫る

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「岡田准一の柔術の実力は、本当にプロと渡り合えるレベルなのか」――この疑問に対する格闘技界の答えは、極めてシンプルかつ明白です。ブラジリアン柔術において、彼が現在保持している帯は茶帯(ブラウンベルト)。柔術界において白帯からスタートし、青帯、紫帯、茶帯を経て黒帯へと至る昇段体系の中で、茶帯は「黒帯の一歩手前」を意味し、技術体系を完全にマスターした指導者クラスの実力者にのみ授与される帯です。

柔術における昇帯審査は、他の武道と比べても基準が極めて厳格であり、実戦スパーリングでの圧倒的な攻防能力や試合実績、道場主からの長年の信頼がなければ絶対に到達できません。一般的なビジネスパーソンが週2〜3回稽古に通った場合、茶帯取得には平均して8年から10年以上の歳月を要すると言われています。多忙を極めるトップ俳優のスケジュールの中でこの領域に到達したこと自体、すでに異次元の規律と練習量を物語っています。

その実力を世界に証明した決定打が、米ネバダ州ラスベガスで開催された世界最大規模の祭典「ワールドマスター柔術選手権(IBJJFワールドマスター)」への参戦でした。岡田准一は、各国の歴戦の手練れが集結した「マスター3茶帯フェザー級(41歳〜45歳)」に出場。世界中から名乗りを上げた猛者たちを相手に、1回戦で見事なポジショニングと盤石のガードワークを披露し、ポイント判定勝ち(完封勝利)を収めました。

続く2回戦で惜しくもポイント差で惜敗したものの、初出場にして世界ベスト16という驚異的な結果を残しました。ブラジリアン柔術のワールドマスターは、かつて世界選手権(ムンジアル)で名を馳せた元トッププロや各国の王者が年齢を重ねて集う超激戦区です。エキシビションでも芸能人枠でもない、完全なガチンコトーナメントの舞台で白星を挙げたという事実は、「プロ級」という形容が決して誇張ではない動かぬ証拠と言えます。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。