急拡大する謎の風邪の正体とは?専門家が明かす最新症状と対策
「熱の上がり方と回復までのプロセスが、既存のウイルスとはまったく異なる」
そう指摘するのは、感染症疫学の第一人者である東北大学の押谷仁教授だ。現場の簡易検査では、A型・B型インフルエンザや従来のコロナウイルス、RSウイルスなど、主要な病原性のいずれも「陰性」と判定されるケースが相次いでいる。
現在、国立感染症研究所の検体解析チームが急ピッチで遺伝子配列の同定を進めているが、複数の変異株が複雑に交錯している可能性が示唆されている。インフルエンザ特有の高熱や関節痛に加え、激しい消化器症状や長引くブレインフォグ様症状を併発する点が、今回の大きな特徴だ。