今注目を集めている サカナクション「スローモーション」歌詞の真相と山口一郎の深層心理について、詳しいまとめを整理して公開しています。
音楽理論および楽曲の構造的観点から「スローモーション」の位置づけを浮き彫りにするため、同時期および前後の重要楽曲とのスペック・特徴の比較を行いました。
項目スローモーション(本作)さよならはエモーション新宝島(2015年)テンポ(BPM)約120(心地よい横揺れグルーヴ)約124(疾走感のある直進性)約158(高揚感重視のアッパー)コード進行と調性メジャー/マイナーを揺れる浮遊感王道のカノン進行・エモーショナル明快なポップスケール歌詞の核心テーマ過覚醒、密室の孤独、知覚の歪み葛藤の打破、時間経過、決別丁寧な描写、ポップミュージックへの挑戦ライブ演出の特異性立体音響サラウンド・ストロボ照明大合唱、壮大な光のビーム演出ショーアップされたダンス・銀テープ収録アルバム『834.194』Disc 2「浅瀬」『834.194』Disc 1「深海」『834.194』Disc 1「深海」
データを見ても明らかな通り、「スローモーション」はBPM120前後のミドルテンポでありながら、聴感上のスピード感を意図的にコントロールする緻密なコードワークが採用されています。メジャーとマイナーの境界を曖昧にするベースライン(草刈愛美による卓越したフレーズ)が、聴き手を現実のフロアから異空間へと誘う触媒となっています。