今注目を集めている 胸郭出口症候群テスト完全ガイド!腕のしびれと原因を見抜く徒手検査法について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。
各テストはターゲットとする解剖学的部位やメカニズムが明確に異なります。自身の症状がどの体勢で誘発されるかを整理することで、問題の主座を特定する手がかりが得られます。
検査名主な判別部位・病態陽性となる反応・基準セルフ実施の難易度・評価ルーステスト
(Roos)胸郭出口全体の包括的絞扼(スクリーニング)3分間のグーパー開閉不可、腕の脱力・著しいしびれ★☆☆(極めて容易)
1人で即座に実施可能。最も信頼度が高い基本テスト。モーリーテスト
(Morley)斜角筋隙
(斜角筋症候群)鎖骨上窩の圧迫による上肢への放散痛・電撃痛★★☆(中程度)
ツボ押し感覚で実施できるが、押しすぎによる過剰刺激に注意。アドソンテスト
(Adson)前斜角筋・鎖骨下動脈
(斜角筋症候群)患側回旋+深吸気位での橈骨動脈の脈拍減弱・消失★★★(やや難)
脈拍を同時に触知する必要があるため、パートナーの補助が理想。エデンテスト
(Eden)肋鎖間隙
(肋鎖症候群)胸張り+肩後下方牽引による脈拍減弱・症状再現★★☆(中程度)
姿勢の保持と脈拍の確認を同時に行う。なで肩の人に陽性が多い。ライトテスト
(Wright)小胸筋下間隙
(過外転症候群)上肢過外転位での脈拍減弱・手指のしびれ増悪★★☆(中程度)
腕を高く挙上する動作で症状が出るアスリートや職業者に必須。