火災報知器の誤作動はなぜ起きる?即効の止め方と原因・119番基準

火災報知器の誤作動はなぜ起きる?即効の止め方と原因・119番基準に関する知りたいポイントを初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。

火の手がないにもかかわらず火災報知器が作動してしまう現象は、消防業界では「非火災報」と呼ばれます。ALSOKや防災設備専門業者の調査データによると、非火災報の背景には機器の構造と住環境が密接に関係しています。

一般家庭に設置される火災報知器は、検知方式によって主に「煙感知器(光電式)」と「熱感知器(差動式・定温式)」の2種類に大別されます。誤作動の多くは、寝室や階段、リビングに設置される煙感知器で発生しています。

感知器の種類主な設置場所誤作動の主な原因・トリガー対策と予防策煙感知器(光電式)寝室、階段、居間、廊下・加湿器の水蒸気・風呂の湯気
・内部のホコリ、小さな虫(コバエ等)
・調理煙、スプレー、くん煙殺虫剤感知器の定期清掃、加湿器の吹き出し口を機器から離す(1m以上)、使用時の換気徹底熱感知器(差動式/定温式)台所、厨房、車庫・暖房器具やエアコン温風の直撃
・夏場の異常な室温上昇
・調理による急激な熱気エアコンの風向き調整、ストーブ等の熱源から離して設置、レンジフードの常時稼働電池切れ・機器異常全種類の住宅用警報器・専用リチウム電池の寿命到達
・電子基板の経年劣化(10年超)
・センサー部の故障設置から10年での本体丸ごと交換、定期的な作動確認テスト(ボタン押し/ひも引き)

光電式煙感知器は、内部の暗室に光を放ち、煙の微粒子に反射した光をセンサーが検知する仕組みです。そのため、煙でなくても「微細な水蒸気の粒」「綿ボコリ」「迷い込んだ小さな虫」が光を乱反射させると、機器は煙と認識して警報を発してしまいます。冬場の過剰な加湿や、梅雨時の高湿度とエアコン風の組み合わせは誤作動の典型例です。

また見落とされがちなのが「電池切れの警告音」です。火災警報が「ウー、ウー、火事です」と激しく連呼するのに対し、電池切れの場合は「ピッ…ピッ…」と数十秒から1分間隔で単発の電子音が鳴り、赤色LEDが点滅します。これを火災警報と混同して慌てるケースが多発しています。

森 瞳

森 瞳

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。