北島三郎が車椅子となった真相と現在の病状|生涯現役を貫く闘病の全貌

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北島三郎が公の場に車椅子で姿を現すようになった最大の理由は、頸椎(首の骨)の神経圧迫に起因する下肢の運動機能低下と、度重なる転倒による外傷の後遺症が重なったためです。

転機となったのは2016年8月下旬のことでした。当時79歳だった北島三郎は、東京都八王子市の自宅敷地内で転倒。精密検査の結果、以前から兆候のあった「頸椎症性脊髄症」が急激に悪化していることが判明し、同年9月13日に患部の神経圧迫を取り除く大手術を受けました。この手術により一命をとりとめ、最悪の全身麻痺こそ免れたものの、手足のしびれや、自力で踏ん張る脚力の低下といった後遺症が残ることになります。

懸命なリハビリによって一度は自力歩行まで回復を見せたものの、悲劇は再び訪れました。2019年11月、自宅の庭を歩行中にバランスを崩して転倒し、両足の親指を骨折。この怪我によって長期間の安静を余儀なくされ、歩行に必要な筋力が急激に衰えた結果、転倒防止と安全確保の観点から本格的な車椅子生活へと移行しました。つまり、脳卒中や認知機能の低下などではなく、「首の脊髄手術」と「両足の骨折」による歩行機能の物理的制限が、車椅子を選択した決定的な真相です。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。