ニトリ創業者・似鳥昭雄の壮絶半生|落ちこぼれから資産数千億の現在へ
Q1:似鳥昭雄氏が家具屋を開業した本当のきっかけは何ですか?
A1:崇高な動機からではなく、大学卒業後に就職した広告会社を営業不振で半年で解雇され、父親の会社も追い出された末の苦肉の策でした。「人と話すのが苦手な自分でも、家具なら商品を置いておけば客が勝手に選んでくれるだろう」という消去法の選択でした。
Q2:ADHDの公表はどのような経緯で行われたのですか?
A2:70代になってから医師の診断を受け、自身がADHD(注意欠如・多動症)の特性を持っていることを確認しました。自著やメディアインタビューで「片付けられない、人の話を聞けない落ちこぼれだった自分がなぜ成功できたのか」を読者や若者に伝えるため、率直に事実を公表しました。
Q3:現在のニトリホールディングスで似鳥会長はどのような役割を担っていますか?
A3:日常の業務執行は社長兼COOを中心とした執行陣に委ね、自身は代表取締役会長として中長期ビジョン、グローバルM&A、為替や世界経済の動向を見据えた戦略的意思決定に集中しています。また、親族への世襲を完全に排除し、プロ経営者による持続可能な集団指導体制を確立しています。