ゆで卵は一日何個まで?「1日1個」の嘘と最新科学が明かす適正量

ゆで卵は一日何個まで?「1日1個」の嘘と最新科学が明かす適正量について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご覧ください。

なぜ数ある卵料理の中でも、ゆで卵がこれほどまでに支持されるのでしょうか。その理由は、調理の手軽さだけでなく、余分な油を使わずに卵本来の栄養素を丸ごと摂取できる点にあります。ビタミンCと食物繊維を除くほぼすべての必須栄養素を含むことから、ゆで卵は栄養価に優れた完全栄養食と称されます。

Mサイズ(全卵可食部約50g)1個あたりの栄養バランスを見ると、ゆで卵のカロリーは注目の約76kcal、脂質は約5.2g、たんぱく質は約6.3gです。特筆すべきは、たんぱく質の質を示す「アミノ酸スコア」が最高値の100である点です。筋肉の修復や代謝の維持に不可欠な必須アミノ酸が理想的なバランスで凝縮されているため、ゆで卵は筋トレ時のたんぱく質補給としてプロテインに匹敵する価値を持っています。

さらに、卵黄に含まれる「コリン」は脳の神経伝達物質の生成をサポートし、記憶力や集中力の維持に寄与します。また、強力な抗酸化作用を持つ「ルテイン」や「ゼアキサンチン」が豊富に含まれており、デジタル画面を長時間見つめる現代人の眼精疲労対策としても一目置かれています。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。