赤白緑の国旗一覧と見分け方!イタリア・メキシコ・ハンガリー徹底比較
ネット上のQ&AサイトやSNSコミュニティでは、赤白緑の国旗に関して長年語り継がれているいくつかの誤解や都市伝説が存在する。取材データと旗章学(ベキシロロジー)の事実に基づき、それらの真偽を検証する。
誤解1:「メキシコ国旗の中央マークを消せばイタリア国旗と全く同じになる?」
これはネット上で最も頻繁に見られる言説だが、前述の通り事実ではない。紋章をデジタル画像処理で消去したとしても、縦横比が「2:3」と「4:7」で全く異なり、メキシコ旗の方が横に大幅に長い。また緑色の彩度も異なるため、同一の旗にはならない。
誤解2:「赤白緑の三色旗はすべてフランス革命を真似たもの?」
これも一面的な見方に過ぎない。確かにイタリア国旗のようにフランス革命の理念に直接影響を受けた例はあるが、ハンガリーの赤白緑は中世アールパード朝の紋章色にルーツを持つ。また、マダガスカル国旗(左に白の縦帯、右に赤・緑の横帯)のように、現地のメリナ王国時代の伝統色と沿岸部の民族色を融合させたアフリカ独自のデザインも存在する。