映画『トスカーナの休日』人生再生のあらすじとロケ地を徹底解説
映画の大きな魅力となっているのが、トスカーナ地方の息を呑むような大自然と中世の街並みです。主要なロケ地となったトスカーナ州アレッツォ県の丘上都市コルトーナ(Cortona)は、エトルリア時代からの長い歴史を持つ美しい古都です。
街の中心である「レプッブリカ広場(Piazza della Repubblica)」や市庁舎の大階段は、映画の中でフランシスが日常の買い物や散策を楽しんだ場所そのままに残されており、世界中の映画ファンが訪れる観光名所となっています。
劇中の象徴である屋敷「ヴィラ・ブラマソーレ」は、コルトーナ郊外に実在します。外観の撮影に使用された邸宅(Villa Lauraなど周辺のヴィラ群を含む)は、現在も美しく手入れされており、一部のプライベートヴィラは高級宿泊施設として貸し出されるなど、ラグジュアリーなリゾート体験の場として活用されています。
また、フランシスがマルチェロに会うために訪れる息をのむような断崖絶壁の街は、南イタリア・カンパニア州のポジターノ(アマルフィ海岸)で撮影されました。トスカーナの緑豊かな丘陵と、アマルフィの突き抜けるような青い海という対比が、主人公の心理的な解放感を視覚的にも演出しています。