辻希美のアンチはなぜ激減したのか?炎上女王から国民的ママへの大逆転

辻希美のアンチはなぜ激減したのか?炎上女王から国民的ママへの大逆転についての真相をご紹介します。

ブログ全盛期、ネット上には辻希美を標的にした巨大なコミュニティが形成されていました。特に女性向け匿名掲示板であるママスタ(ママスタジアム)のアンチスレや、若年層・ネットユーザーが集う雑談たぬき、さらには5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)の既婚女性板などでは、24時間体制で彼女のブログ画像が監視されていました。

掲示板で行われていた監視行為は極めて執拗でした。投稿された写真のスプーンや鍋の蓋に写り込んだ室内の様子、家具の配置、子どもの足の角度に至るまでが拡大検証され、「掃除が行き届いていない」「子どもの発達に問題があるのではないか」といった根拠のない憶測が連日投稿されていたのです。

当時の自著や回顧インタビューにおいて、辻希美本人は当時の心境をこう吐露しています。
「何を発信しても叩かれるため、一時期はブログの更新ボタンを押す手が震え、外出先で周囲の母親たち全員が自分を批判的に見ているように思えて公園に行くことすら怖かった」

社会心理学的に分析すると、この現象は家庭内や育児でストレスを抱えた層による「代理処罰」と「投影同一視」が働いていました。自らが課せられた「良妻賢母でなければならない」という重圧を、自由奔放に見える元アイドルに投影し、ネット上で叩くことで自らの正当性を確認するという集団心理が機能していたといえます。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。