山上徹也のTwitterと宗教問題の真相|投稿ログと裁判の現在
犯行の根底にある動機を理解する上で避けて通れないのが、山上家の過酷な生い立ちと家庭崩壊の歴史です。父親の自死、兄の重病、そして精神的に追い詰められた母親の宗教傾倒という負の連鎖が家族を直撃しました。
伯父などの親族による証言および破産記録によると、母親が旧統一教会に入信したのは1991年前後とされています。夫(被告の父)の急死によって精神的支柱を失った母親は、救いを求めて教団の教えにのめり込んでいきました。そこで要求されたのが、常軌を逸した額の献金です。
被告は奈良県内でも有数の進学校を卒業し、将来を嘱望されていましたが、学費を支払うことができず大学進学を断念。小児がんを患っていた兄への治療費や生活費すら底をつき、冷蔵庫に食べるものが一切ない極貧状態を経験しました。2005年には、自らの生命保険金を兄妹に遺す目的で海上自衛隊在隊中に自殺未遂を起こしています。その後に起きた兄の自死が、被告の精神に決定的な亀裂を生じさせました。