選球眼は才能か努力か?プロが明かす極意と出塁率を高める鍛え方

選球眼は才能か努力か?プロが明かす極意と出塁率を高める鍛え方について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

選球眼をめぐっては、指導現場やファンの間で大きな誤解が長年放置されてきました。その最たるものが、「バットを振らずに球数を投げさせることが選球眼の良さである」という待球主義への盲信です。

初球からストライクゾーンに来た甘い球を見逃し、カウントを悪くしてから追い込まれて三振に倒れる選手を「選球眼が良い」とは言えません。セイバーメトリクスの観点でも、打者にとって最も打率・長打率が高くなるのはカウント0-0(初球)や1-0などの早いカウントです。真の選球眼とは、「打つべき球(ストライクゾーンの甘い球)を的確に捉え、打つべきでない球(ボール球や厳しいコース)を見逃す能力」であり、単なる消極的態度とは根本的に異なります。

アマチュア球界では、三振を過度に叱責する指導者によって「バットを振らない消極的な選手」が育ってしまうケースが後を絶ちません。見逃し三振を恐れるあまり、ボール球に手を出して凡打を繰り返す悪循環は、選手の打撃を縮小させます。また、ストライクゾーンを自分の都合の良い狭い範囲に設定しすぎる選手も、ハイレベルな投手と対戦した際にストライクゾーンの端で見逃し三振を連発することになります。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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