走行距離課税はいつから?「地方いじめ」批判と2026年最新の真相
ドライバーが最も気にかけているのは、「仮に導入されたら一体いくら取られるのか」という具体的な金額でしょう。政府や有識者会議で過去に参考にされた欧州や米国の先行実験、あるいは試算モデルでは、「1km走行あたり3円〜5円」というレートがひとつの目安として取り沙汰されてきました。
仮に「1kmあたり4円」の走行距離課税が導入された場合、年間の走行距離に応じてどれほどの負担が生じるのか。現行のガソリン税等との比較を含めて整理したのが以下のデータです。
根本的な財政問題として、政府の背中を押しているのは「ガソリン税の減収に伴う代替財源の確保」です。燃費向上やハイブリッド車(HV)、EVの普及が進むほど、ガソリン税の税収は自然減をたどります。財務省の立場からすれば、「道路を傷める重いEVがガソリン税を1円も払わずに道路を走っているのは不公平だ」という論理が成り立ちます。
しかし、EV購入に多額の補助金を出して普及を後押ししておきながら、普及し始めたら「EVからも税金を取るために走行距離課税を導入する」というのは、政策の朝令暮改であり国民への背信行為と受け止められても仕方がありません。