「世界三大スープ」トムヤンクンとは?名前の意味から本場レシピまで徹底解明

「世界三大スープ」トムヤンクンとは?名前の意味から本場レシピまで徹底解明に関する主要な事実を丁寧にまとめました。詳細な解説をチェックしましょう。

「器の中に入っている木の皮のようなものや硬い葉っぱは、残すと失礼にあたるのではないか?」――これは、タイ料理を食べ慣れていない日本の消費者が最も直面しやすい悩みの一つです。実際にネット掲示板やSNS上でも、「硬くて噛み切れない」「無理に飲み込んで喉を痛めた」という声が散見されます。

結論から申し上げますと、レモングラス、こぶみかんの葉、カー(ナンキョウ)などの硬質ハーブは、食べる必要が全くありません。これらは西洋料理における「ブーケガルニ(香草束)」や、日本料理における「出汁を取った後の昆布や鰹節」と完全に同等の役割を果たしています。

タイ現地の食堂や家庭でも、人々は器の中でハーブを端に寄せ、スープ、エビ、きのこだけをレンゲですくい取って口に運びます。ハーブを細かく刻まずにゴロゴロと豪快に入れるのは、煮出す際に香りをスープへ移しつつ、食べる人が誤って丸呑みしないようにするための生活の知恵でもあります。器の中にハーブを残すことは料理人に対する無礼ではなく、むしろ現地の食習慣に則ったスマートなマナーです。

また、「トムヤンクンには最初から大量のパクチーが煮込まれている」という認識も日本特有の誤解です。現地ではパクチーはあくまで彩りと清涼感を添える少量のトッピングに過ぎず、主役はあくまでスープ自体のハーブ配合とエビの鮮度です。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。