「取り消せよ今の言葉」の真実|エースが赤犬の挑発に乗った心理と背景
この歴史的セリフが誕生した背景を正確に把握するために、まずは原作漫画とテレビアニメにおける該当箇所と物語のタイムラインを整理します。
この場面が描かれたのは、単行本『ONE PIECE』第59巻・第573話「この時代の名を“白ひげ”と呼ぶ」です(週刊少年ジャンプ掲載時の初出は2010年2月)。テレビアニメシリーズでは、第482話「火をも焼き尽くす能力!エース非情の処刑」(2011年1月16日放送)にて描かれました。
ルフィや白ひげ海賊団の仲間たちが命懸けの突破口を開き、海軍の包囲網を脱出してまさに船へ帰還しようとしていた撤退戦の最中。撤退を許すまいとする赤犬サカズキが背後から放った言葉に、前を走っていたエースがただ一人ピクリと反応し、足を止めて振り返る場面からこの緊張感あふれる名シーンは始まります。