大妻女子大学はお嬢様校か?金持ちの噂と内部生・育ちの真実を追う

大妻女子大学はお嬢様校か?金持ちの噂と内部生・育ちの真実を追うについての真相をお届けします。

女子校や伝統大学を論じる際、避けて通れないのが「内部生と外部生の違い」に起因する格差や人間関係の摩擦です。「幼稚園や中学から上がってきた生粋のお嬢様グループが学内を支配しているのではないか」という不安を抱く受験生も少なくありません。しかし、大妻女子大学においてその懸念は杞憂に終わります。

大妻女子大学の系列校である大妻中学校・高等学校は、東京都内でもトップクラスの完全中高一貫の進学校として知られています。高校からの募集を行わず、中学入試でハイレベルな学力を突破した生徒たちが集まりますが、彼女たちの進路指導は「国公立大学や早慶上理、GMARCHをはじめとする外部難関大学への進学」を主軸としています。

実際の大妻中高における進路統計を見ると、大妻女子大学への内部進学率は例年10%〜15%程度に過ぎません。学年約280名のうち、大学へ進むのは20〜30数名程度であり、大半の生徒は他大学へ飛び立っていきます。内部進学を選択する生徒は、家政学部などの看板学科で専門資格(管理栄養士や被服関連、教員免許など)を目指す明確な目的を持った層や、特定の研究環境を志望する学生が主流です。

大学全体で見れば、学生の約9割が一般選抜や総合型選抜、学校推薦型選抜で入学した外部生で構成されています。そのため、一部の私立大学で見られるような「内部生グループが幅を利かせ、外部生が孤立する」といったヒエラルキー構造は物理的にも生じ得ません。内部生自身も進学校特有の自立した学習習慣を身につけており、気取った態度を見せることはなく、入学直後から自然に外部生と打ち解け合っています。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。