旭川女子高生殺人事件の真相と判決|内田梨瑚被告の暴走と悲劇の全貌
平穏な日常を一瞬にして地獄へと変えたのは、現代の若者にとって日常的なツールであるSNSでした。報道各社の取材データおよび警察の公式発表によると、事件の引き金となったのは、被害者である当時17歳の女子高校生が、自身のSNS上に内田梨瑚被告の顔写真を無断で使用したことでした。これに激昂した内田被告は、面識のなかった被害者に対して脅迫的なメッセージを送りつけ、金銭の支払いを要求したことから事態は急速に暗転します。
2026年4月18日夜、内田被告は共犯の少女らとともに、被害者が住む留萌市へと車で向かいました。合流した被害者に対し、電子マネーなどで金銭を工面させようとしたものの、それが叶わないと知るや態度を豹変。被害者を車内に監禁し、旭川市方面へと連れ去りました。この移動中の車内や立ち寄ったコンビニエンスストアの駐車場などで、理不尽極まりない暴行が執拗に繰り返されることになります。
被害者の衣服を無理やり脱がせて全裸にし、携帯電話でその様子を撮影しながら殴打や脅迫を加えるという、人格と尊厳を徹底的に踏みにじる行為が数時間にわたって続きました。極度の恐怖と寒さ、そして絶え間ない暴力により、被害者は完全に抵抗する気力を奪われていきました。
そして4月19日未明、車が向かった先が旭川市郊外の神居古潭地区に架かる神居大橋でした。石狩川の激流を見下ろす高い吊り橋の上に立たされた被害者に対し、内田被告らは欄干の外側へ立つよう強要。「落ちろ」「飛び込め」といった言葉で極限まで追い詰め、最終的に被害者を約10メートルの高さから冷たい川へと転落させ、溺死に至らしめたのです。警察はその後、行方不明者届を受けて捜査を開始し、5月下旬に川で遺体を発見。内田被告および共犯者らを殺人や不同意わいせつ致死、監禁などの容疑で逮捕・送検しました。