三合会の正体とは?香港マフィアの組織図と日本進出の闇を徹底解剖

三合会の正体とは?香港マフィアの組織図と日本進出の闇を徹底解剖について押さえておきたい 理由を厳選して解説いたします。

現在、国際的に強大な影響力を誇る三合会系組織は、主に香港の「三大派閥」と台湾の黒社会組織に大別されます。これらは互いに縄張りを争いながらも、国境を越えた巨大なシンジケート網を形成しています。

香港マフィア 14Kは、1940年代後半に国民党軍の将校であった葛肇煌中将が広州で結成した反共産党の自衛組織を起源とします。国民党の敗北に伴い香港へ逃れ、広州の拠点住所(宝華路14号)と「K(国民党のKMT、あるいは金の純度Karat)」を組み合わせて名付けられました。武闘派として名を馳せ、世界中に推計2万人以上の構成員を擁する最大勢力の一つです。

これに対抗するのが新義安 和勝和の二大勢力です。「新義安(サンイーオン)」は潮州系華人を中心に結成され、強力な一族支配(向一家)による徹底したトップダウン構造を持つことで知られます。香港映画界への投資やエンターテインメントビジネスを牛耳ってきた歴史があり、合法ビジネスへの浸透度が極めて高いのが特徴です。一方の「和勝和(ウォシンウォ)」は、香港現地で労働者層を中心に自然発生した「和字頭」系の筆頭組織で、2年ごとに民主的な投票でリーダー(座館)を選出する独特の合議制システムを採用しています。

さらに見逃せないのが台湾黒社会 竹聯幇(チュクリエンパン)の存在です。1950年代に台湾へ移住した外省人の子弟を中心に結成された竹聯幇は、香港の三合会と緊密に連携しながら、北米や日本、東南アジアへと急速に勢力を拡大しました。香港三大組織と竹聯幇は、国際的な密輸ルートや地下送金ネットワークにおいて不可分なパートナーシップを築いています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。