ガキ使・方正と蝶野ビンタの衝撃裏話|不仲説の真相と固い絆
現在では伝説として語り継がれるビンタ劇の原点は、2007年放送の『絶対に笑ってはいけない病院24時』にまで遡ります。もともと蝶野正洋の番組出演は、ダウンタウンをはじめとするメンバーに極限の緊張感を与える「恐怖の刺客」としての単発ゲスト枠でした。
初回において、病院内で起きたトラブルの犯人捜しという設定の中、理不尽な言いがかりをつけられて標的となったのが山崎邦正(当時)でした。蝶野の凄まじい威圧感を前に、必死で言い逃れを試みる邦正の情けない表情と、突如炸裂したプロレスラーの本気の一撃。その瞬間、現場の空気は凍りつき、直後に耐えきれない爆笑へと昇華しました。
関係者の証言や当時の制作裏話によると、当初は毎回ターゲットを変える案や単発で終わらせる構想もありました。しかし、松本人志や浜田雅功を叩いてしまうと番組全体のパワーバランスが崩れてしまい、ココリコの二人では「哀愁と理不尽さの面白さ」が引き立ちにくいという課題が浮上しました。唯一無二のリアクションで「理不尽に制裁される小悪党」を完璧に演じ切れるのは山崎邦正しかいないと制作陣が確信したことが、14年にも及ぶ恒例行事化の決定打となったのです。